ホントの自己啓発
間違っていた。学生の頃はしっかり勉強して、浪人してまで大学に通う。良い会社に
就職して定年まで安定して過ごす。祖父母や両親がそうだった。それを見て過ごした僕はそうなりたい。そうすべきだと思っていた。人生においてそれが正解だと思っていた。それ以外で生きている人たちを軽蔑すらしていた。
この本と出会う前までは。
特に何かを成し遂げたわけでもなく、大失敗して死にたくなったこともない。
お金があるわけでもなく、ないわけでもない。
朝起きて、仕事して、帰ってき寝る×365日。。
毎日が短調だった。夢も希望もない。
よく本では無一文から億万長者になった。その過程では親が離婚しただのパチンコや
ギャンブルに明け暮れてお金がなくなっただの。そして挫折を味わい直向きに努力して
成功しました。
こんな感じの本が山ほどあると思う。この本も実際そうなのかと思ったが何か違う。
内容は他の本と同じように挫折→成功みたいな感じだったが著者がYouTuberだからだろうか、普通に生きてきた僕には面白い作品であった。
言葉言葉が普通の僕に刺さるのだ。
例えば、、
・「努力でできない仕事はない」
・どんな職種でも、仕事は本気でやり切れるかどうかで結果が大きく違ってくる。
なかでも
・一番ダメなのは、やりたいことすらわからないこと。
目的や目標がなければ、成功どころかチャンスに手を触れることもできない。
人生やりたいこともない僕にとってこれが失敗ということに気づかされた瞬間だった。
なんでもいい。何かをはじめよう。そう思った。
最後にこの本の最後のページにありました言葉を引用させていただきます。
今、あなたが
もがき苦しんでいる状況でも、
今のあなたが、
未来のあなたの糧になる。